Kai.T

コンサルティング本部
ストラテジー&コンサルティング部

Kai.T 2020年6月中途入社

大阪大学大学院で社会学を研究。卒業後、米国系コンサルティングファームにて金融機関向けのコンサルティングとしてシステム導入支援、BIツール導入支援を担当。その後、リファラル採用でDATUM STUDIOへ入社。現在はコンサルティング本部に所属し、コンサルタントとして位置情報ビジネスのアライアンス実行などを推進。

Kai.T

金融コンサル業界から転職し、コンサルタントとして幅広く案件を担当

入社前の業務内容や、DATUM STUDIOに入社したきっかけは?

前職は新卒で米国系コンサルティング企業に入社し、金融系のお客様先に常駐していました。金融系の業界では国際金融規制対応のプロジェクトでエンジニアとともに、要件に合わせてDWH・BIツールの開発を進めていました。
5年ほど金融業界一筋でしたが、他の業界も経験してみたいと思っていました。そんなとき、一緒に働いていた方がDATUM STUDIOのグループ会社であるSupershipに転職するという話を伺い、DATUM STUDIOはさまざまな業界のプロジェクトに携わることができる会社だということを知り、転職しました。

現在の業務内容を教えてください。

自分がコードを書いたり設計したり、というよりは、コンサルタントとして、お客様の要件を吸い上げて、整理して実装に落としながら、エンジニアと一緒にプロジェクトを進めることがメインです。
たとえば、KDDIとの協業による位置情報データ活用サービス「Location Trends(https://www.location-trends.com)」の推進に携わっています。スマートフォンのGPSデータを使って、自治体に来訪する方の属性などを分析し、集客やまちづくりに活用いただくサービスです。自治体の観光関連の部署へ提供するレポートの要件を決め、分析したレポートを納品するような業務に取り組んでいます。こちらのプロジェクトではKDDIへの出向も経験し、事業会社側とそれを支援する分析側の両面からサービスを立ち上げるところに参画できました。サービス立ち上げの段階から体験できたのは面白く、やりがいも感じますね。
また、別のプロジェクトでは、ARトライオンアプリの開発も進めています。スマートフォンのカメラ機能で自分の顔を撮影すると、眉毛やアイシャドウ、チークなどがARで表示されるアプリで、とある小売店と一緒に進めています。
このようにデータ分析だけに留まらずSupershipグループでは、最新のテクノロジーを導入したプロジェクトが稼働しており、今後もデジタル・XRを活用した面白いサービスや事業の開発に関わることのできる環境だと感じています。

Kai.T

コンサルタントとして、お客様とのコミュニケーションを常に意識

「コンサルタント」とはどのような職業だと考えていますか?

1つのことに集中しすぎずに、全体を俯瞰する仕事だと思います。与えられたものに集中するのではなく、複数の業務の連携などを考えて回していける人物が求められています。
前職では1つのプロジェクトに取り組んでいたので、お客様よりも担当システムに詳しくなれるよう、1つの対象に集中していました。お客様先の社員かと思っていただけるほど親密になり、ニーズを汲み上げることも多かったものです。 しかし、現在は幅広い業種のお客様とお会いし、アトラクションのように、さまざまなプロジェクトへ参加することに面白さを感じています。多数のプロジェクトでさまざまなお客様とお話をして良い感想をいただくと、やっていて良かったと思います。

コンサルタントとして、ご自身の強みを教えてください。

他人の話を理解して、整理して伝えるのが得意だと思います。お客様のご要望と、エンジニアが思っていることがずれてしまうことは時々あります。このとき、お客様がどのようにしたいのか、プロジェクトを通じて何を実現したいのか、ということを理解して双方に伝えることが得意です。
お客様もエンジニアも、それぞれが自身の仕事の専門家なので、双方の思いをくみ取り、スムーズに仕事ができるようなコミュニケーションを心がけています。

お客様の業務を理解するために工夫していることは?

お客様の業務に関わる情報を知るために、データベースを見ることが多いです。格納されているデータだけでなく、定義書やデータの入り方を見ることで、お客様のビジネスを理解することもあります。
たとえば、流通系の場合は受注や在庫管理がコアになりますし、金融系の場合は約定や受渡、商品マスタがメインになってきます。そのため初めてのお客様の場合は、データの定義書や構成図を理解することから始めています。これにより、新しいデータベースへのリプレースの案件などでは、データを分析するエンジニアとお客様の間で認識を合わせることができ、データ整備などに役立っています。 コミュニケーションでは、どのようにプラスアルファして伝えれば、私たちが説明したことを相手が他の人に説明するときにも、情報を過不足なく適切に伝えられるかを意識しています。

Kai.T

会社が拡大していくなかで、自身も成長できる就業環境

チームメンバーの特性は?

良い意味で割り切ったメンバーで、仕事をテキパキ進める意味では本当にやりやすいチームだと思っています。全員が「打てば響く」ので、上下関係を意識せずに打ち返してもらえます。ただし、へなちょこなボールだと返してもらえない部分もあり、構えているところにボールを投げないといけないな、という思いがあります。
求められているスピード感があるなかで、お互いに本音でキャッチボールができるところがDATUM STUDIOのコミュニケーションの特徴で、頼り甲斐のある人たちだと思っています。

ワークライフバランスはいかがですか?

リモートで働いており、仕事をしようと思えばずっとできてしまうため、オンとオフを切り替えて、土日などの休日は会社のPCを開けないようにするなど、ゆっくり休むようにしています。
映画を見たり、音楽を聴いたりすることが好きなので、それらに一番時間を使っていると思います。妻と生活するなかで休日が合わない場合も、お互いの仕事を優先して、それぞれが支える側に回って生活を整えるようにしています。

DATUM STUDIOで働くメリットは?

DATUM STUDIOは現在、完全なるスタートアップではなく、ベンチャーとも言えないフェーズの会社です。会社の規模を考えると、私の入社後も人数が増え、まだまだ成長を続けていきます。会社とともに成長を実感していける環境です。 そして、ワークライフバランスを整えられることもメリットのひとつです。皆さん、業務外の時間を勉強や家族のことなど自由に過ごしていますし、業務でも無理を言う上司がおらず、今の働き方にアジャストしている職場だと思います。

応募を考えている方へのメッセージをお願いします。

扱っている事業領域が広いので、面白いプロジェクトや、最新のプロジェクトに携われる環境です。ポジションや職種もさまざまで、選択肢の幅が広いのが特徴です。 私はまだ入社して1年半ほどですが、その間も新しいことをどんどん取り入れている印象なので、新しい技術で会社を大きくしていきたい人には是非来てほしいと思っています。特に今の仕事が退屈だと思っている人にとっては、面白いプロジェクトがたくさんありますし、長い目で見て仕事と自分自身の成長をつなげて考えられる人には特におすすめです。

※本記事の掲載内容は、取材当時(2022年3月時点)のものです。

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