Miho.K

データエンジニアリング本部 データエンジニア部

Miho.K 2019年中途入社

東北大学大学院情報科学研究科修了。回路設計CADソフトウェア開発会社にて各種開発業務を経験後、2019年にDATUM STUDIOへ入社。現在はデータエンジニアリング本部に所属し、データ基盤開発を担当。社内外のセミナーやイベントに登壇するなど、精力的な活動を行っている。

Miho.K

学んだ数学を活かせる、自由な環境を求めて

まず、この被り物について教えていただいていいでしょうか?(笑)

これは私のSlackやSNSアカウントのアイコンにも使っているカラーバーです。深夜にテレビ放送が終わったあとに表示されるカラーバーが何となく好きで、それだけの理由なのですが使っていますね。
ありがたいことに、私はイベントやセミナーに登壇する機会も多いのですが、顔を出すことが少し苦手なので、「被り物で顔を隠しつつも、せっかくならSNSのイメージと合致するようにアイコン化しよう」と自作しました。被るためのスペースが必要なので、今では見かけることも少ないブラウン管タイプのテレビデオ仕様で仕上げました(笑)。

DATUM STUDIOに入社されるまでの経歴を教えてください。

学生時代は数学専攻で、専門は代数学でした。大学院卒業後に入社した回路設計CADソフトウェアの開発会社では、当時は数値計算などのアルゴリズムを理論から理解できる数学系を求めていました。代数学を学んでいたなら行列方程式を解くアルゴリズムを理解できるだろうという理由で、数値計算エンジンの研究開発チームに配属されました。その後も、回路設計GUIの機能開発や設計情報を管理するWebアプリケーションの開発など、様々なソフトウェア開発プロジェクトに携わりましたが、約7年間在籍した中で、新たな挑戦を求める気持ちや、もっと数学を活かす仕事がしたいという思いが大きくなり転職を決意しました。

DATUM STUDIO入社のきっかけは、データ分析や機械学習の案件などデータを扱う仕事で自分の数学を活かせる新たなキャリアが拓けそう、と感じたことです。私が転職活動をしていた当時、ちょうどデータエンジニアやデータサイエンティストの職業が脚光を浴び始めた頃で、他社でも数学を活かせそうな分析系職種の求人はあったのですが、その中でもDATUM STUDIOは自由度が一味違うように感じました。オフィスを見学した際に見た、まるで大学の研究室のようにデスクで積極的に議論を交わしながら仕事を進めていく様子から、自由な社風を感じ、入社することを決めました。

現在の仕事内容を教えてください。

データエンジニアとして、データ基盤の開発および新規構築を行うのが主な業務です。お客様のご要望と既存のシステムを照らし合わせて、最適なアーキテクチャを設計し、テストを重ねながら実装を行っています。

私たちのお客様の業界は、商業施設や自治体、スポーツチームなど多種多様です。その中で、データエンジニアとして特に面白いと感じるのは、お客様が保有されているデータ環境、抱えられている課題、データ活用の用途などに合わせて、どのソリューションを使用するかの選択をパズルのピースをはめていくように考えることです。
また、自分が設計したシステムが実際に動作しているのを見るのも楽しみの一つです。私たちが考え抜いて試行錯誤しながら選び、開発したものによって、「これまで実現できなかったデータ活用が可能になった」とお客様に感謝されることは非常に嬉しいです。

Miho.K

苦手なコミュニケーションが、
自分の世界を広げた

DATUM STUDIOに入社して成長できたと感じることはありますか?

DATUM STUDIOに入社してから、技術に関する幅広い概念と製品を学ぶ機会が増えました。前職ではソフトウェアの開発に特化していましたが、今はデータベース、データウェアハウス、データモデリング、ETL、IaC、CI/CD、インフラ、セキュリティ、ガバナンスなど、本当に多岐にわたる領域に触れ、それらを理解できるようになりました。また、仕事の進め方やプロジェクトマネジメントの方法も変わり、複数のプロジェクトを同時に進行する経験を積むことができているのは、自身の成長につながったと言えると思います。

加えて、コミュニケーションの面でも成長できた部分が大きいと感じています。前職では自社製品の開発がメインでしたが、DATUM STUDIOではコンサルティングを含めたクライアントワークなので、お客様のご要望を直接お伺いする機会は必然的に増えます。自分ではいわゆる「コミュ障」だと思っていたので(笑)、最初こそ戸惑うこともありましたが、結果としてお客様とのコミュニケーションが自身やプロジェクトのアウトプットのクオリティに直結するので、コミュニケーションを大事にするようになりましたね。
さらに会話やコミュニケーションの質を上げようと、社内LT会に参加したことがきっかけでイベントやセミナーでの登壇活動も行うようになり、社外のネットワークもどんどん広がっていったことは自分でも驚くほどの収穫です。DATUM STUDIOに入社してから自分の世界が格段に広がったと思います。

DATUM STUDIOで働くメリットは何でしょうか?

まず、挑戦し続けることができる環境が整っています。新しい技術や使用した前例がないサービスでも、きちんと検証し説明できれば採用される点が良いと思っています。

また、身近に「超人」と呼べるような上司や仲間が多くいることも私にとって大きなメリットです。Snowflakeやdbt™、Tableauなど各領域におけるスペシャリストの存在によって、技術的な知見を得られる機会が多くあります。また、チームマネジメントやプロジェクトマネジメントの観点でも学ぶべきことが多い環境で、まさに恵まれているな、と日々感じています。

他にも、海外で開催されるテックカンファレンスに参加できる機会があるのもDATUM STUDIOならではの魅力です。他社だとこのような海外で開催されるカンファレンスの参加はボードメンバーに限定されることが多いと思うのですが、DATUM STUDIOではエンジニアにも参加機会が与えられます。実際に私も2022年にSnowflake社がラスベガスで開催した「Snowflake Summit 2022」に参加しました。現地で業界やサービスの最新動向を知り、世界中から集まった方と意見交換をする。これは最先端の技術に触れることができる大きな成長のチャンスですし、非常に価値のある体験だと思っています。

Miho.K

知的探求心と守るべき基本を持つ

応募を考えている方へのメッセージをお願いします。

新しい技術や分野へのキャッチアップを積極的にできる人を歓迎します。実際、このようなマインドを持っている多くの方が活躍されていますし、会社としてもたくさんの挑戦と活躍の機会を用意してくれます。
また、挑戦することにおいては決して我流ではなく、まずは「基本に忠実であること」も大事な姿勢だと考えています。ベストプラクティスを実現するために、製品の仕様やドキュメントをまずは読み込んで大事にできるマインドが大切だと思います。
挑戦できる機会が豊富で、エンジニアとしても人間としても成長できる環境がDATUM STUDIOにはあります。ぜひ、これからのキャリアを考えられる際に、新しいステージとしてDATUM STUDIOを検討していただけると嬉しいです。

※本記事の掲載内容は、取材当時(2023年10月時点)のものです。

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