Snowflake 

DATA CLOUD SUMMIT 2024 最速レポート(3日目①)

こんにちは。ようやく時差ボケが解消しつつあり、昼間は元気になってきました稲岡です。
この記事では主に、本日開催された2つのKeynoteについて紹介します。

Builders Keynote

このkeynoteでは「Tasty Bytes」という架空の移動販売の企業におけるデータ・AI活用を、ストーリー仕立てでSnowflakeの各機能を用いながら進められました。

カスタマーレビューの分析には多言語対応や、顧客のデータも扱うことからセキュアなLLMアクセスが求められる中、Cortex LLMを用いると解決できることが紹介され、そのデモが行われました。
カスタマーサービスのための分析では、Streamlitを用いるとchatのUIのコーディングも容易であり、またその裏側ではRAGを構築するために、昨日も話題になったCortex Searchを用いることでPDF形式のデータもベクトル化し、蓄積できることが紹介されました。

また、追加の事例として、冷えたブリトー(メキシコ料理)をお店で提供したことで悪い評価がついてしまった場合や、それを購入した顧客に対し、お詫びやその周辺の人々が持つ企業イメージを回復させたいというニーズがありました。特に周辺の人々の特定には、Snowflakeマーケットプレイス上にあるRelationalAIを用いて、購買のトランザクションやそれらと同時間帯に購入した顧客、他の日で同時に購入している回数が多い顧客を抽出しネットワークを推定、その後グラフ化して可視化も行いました。

Partner Summit Keynote

このKeynoteではパートナー向けに話されたものになります。今後のSnowflakeが目指す姿について主に話がありました。また最後には製品・産業・エリアごとに2024年のAwardが発表され、日本からは NTTデータさんが受賞されました!

Snow bash

今日1日のセッションの終わりに3日間ランチ会場となっている広場で、全体でのパーティーが行われました。地元のワインやビール、軽食がふるまわれ、ステージでDJの方が音楽を流しており、楽しげな雰囲気に包まれました。

なお、昼からお酒を飲んでいるように見えますが、19時でもこのように明るいです。一方気温は20度に満たず、肌寒く感じました。

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