dbt Summit 2026 最速レポートDay1-Partner Day-
みなさん、こんにちは。
DATUM STUDIOの深澤です。
弊社はdbt Labsのパートナーとして、9月15日(火)〜9月18日(金)にラスベガスで開催されているdbt Summit 2026に参加しております。
1日目の本日は、本会議に先立って開催されたPartner Dayに参加してきましたので、その様子を紹介します!

Partner Dayとは
コンサルティング・テクノロジー・リセラーといった各種パートナーが世界中から集まり、以下のようなプログラムが行われました。
- ・パートナーエコシステムの現状と今後の方針
- ・パートナーアワードの発表・表彰
- ・経営陣・パートナー・ユーザー企業を交えたパネルディスカッション

現地で感じた3つのポイント
詳細な内容はKeynote等の本会議でも公開されるため、ここではPartner Dayを通して特に印象に残った3つのトピックを簡単にご紹介します。
1.データ活用の「利用者」が人からエージェントへ
これまでのデータ基盤は人間が使う前提で設計されてきました。しかし、その前提が崩れつつあるという点が最も多く語られていました。
人間であれば多少曖昧なテーブルや命名でも文脈を補って読み解ける一方で、AIエージェントは明示的なコンテキストと信頼できるデータがなければ、誤った出力につながります。
しかもその過程でトークンや計算リソースのコストも膨らみます。
「自社のデータ基盤はエージェントに任せられる状態になっているか」「モデリング・テスト・データリネージといった基本を地道に積み上げられているか」というメッセージは、非常に現実感のあるものでした。
2.アナリティクスエンジニアリングから「コンテキストエンジニアリング」へ
上記と関連して、コンテキストレイヤーの重要性が複数のセッションで語られていたのが印象的でした。
AIが「何が起きたか」に答えるだけでなく「なぜ起きたか」を説明できるようにするには、データモデリングの上に意味づけの層が必要になります。
これまでアナリティクスエンジニアリングで人間のために整えてきたものを、AIエージェント向けにもう一段明示的にしていくのが「コンテキストエンジニアリング」です。
一方で、実際の現場への導入にはハードルがあるのではないかと感じました。
3. 生成AIによって「移行」の投資判断が変わった
個人的に最も強く印象に残ったのがこの点です。
レガシーなデータ基盤・ETLからモダンな構成への移行は、これまで「複雑さが読めない」「工数が見積もれない」という理由で、初期の検討段階から先に進まないケースが少なくありませんでした。
近年では、生成AIの活用によって移行そのもののコストとリスクが大きく下がった結果、「クラウド基盤に移して、その上でAI活用に投資する」という判断の合理性が一気に高まっている、という点が強調されていました。
「dbt Labs Partner of the Year Awards」での受賞
Partner Dayのプログラムで行われたアワードで、弊社は「APJ Partner of the Year」を受賞いたしました。
名だたるグローバル企業と並んで表彰いただき、現地では興奮が収まりませんでした!
詳細については、以下のプレスリリースをご確認ください。
▼DATUM STUDIO、「dbt Labs Partner of the Year Awards」においてAPJ Partner of the Yearを受賞
https://datumstudio.jp/information/dbtlabs-apj-partner-of-the-year/


まとめ
Partner Dayを通して感じたのは、「AIのためのデータ基盤」という言葉が、抽象的なスローガンから具体的な実装課題へと降りてきているということです。
- ・エージェントが主要なデータ利用者になる前提で基盤を設計する
- ・そのために、モデリング・テスト・データリネージ・コンテキストレイヤーを正面から整備する
- ・生成AIによってハードルが下がった今こそ、レガシー基盤の移行に踏み込む
特にレガシーシステムの移行は生成AIの活用によって1つの転換期を迎えていると考えており、モダンなシステムへの積極的な移行も含めて、データ活用を一貫して支援することでクライアント様の価値創造に貢献していきたいです。
明日からのKeynoteやセッションも楽しみです!