PoCから運用・スケールへ。Google Cloud Next Tokyo 出展レポート―議事録自動生成・ナレッジ活用による業務効率化―
こんにちは。DATUM STUDIOマーケティング担当の萱嶋です。
2026年7月30・31日に東京ビッグサイトで開催された「Google Cloud Next Tokyo」(主催:グーグル・クラウド・ジャパン合同会社)に今年も出展・登壇してきました!
本記事では、出展レポートとしてセッション登壇の様子やブースで実演したデモについてご紹介します。
のべ17,350名が来場!AIエージェント時代を体感する「Google Cloud Next Tokyo」


「Google Cloud Next Tokyo」は、AIエージェント時代を切り拓く最先端技術やソリューションを体験できるイベントで、2日間でのべ17,350名(オンラインを除く)のお客さまが来場されました。
基調講演では、AIエージェントを安全に「開発・デプロイ・運用・スケール」するための基盤や、 Agentic AI によるビジネス変革の最新事例が紹介されました。
また、全79社のスポンサーが協賛する展示ブースやセッションなど、見どころ満載のコンテンツで会場は大きな賑わいを見せました。


ANAが Google Cloud で実現する会議情報のナレッジマネジメント
全日本空輸株式会社(以下、ANA)デジタル変革室 データ・AIトランスフォーメーション部の安達氏と当社の淡島がセッションに登壇し、議事録作成を自動化するプロダクト「しゃべログ」について、音声認識AIのPoCから Gemini を核としたナレッジ基盤へと進化してきた2年半の軌跡をご紹介しました。

ANAでは、議事録作成に多くの工数がかかり付加価値業務に集中できないことや、会議での論点や決定事項を後から正確に追えないといった課題を抱えていらっしゃいました。
こうした課題を受け、まずは2ヶ月間のPoCで「小さく、早く」効果を検証するところからスタート。ユーザーである同社社員の利用が活発になるなど、一定の手応えを得た後、Webアプリ化と Gemini の導入によってプロダクト化を進めていきました。
セキュアな環境での構築・実行に加え、オンライン会議だけでなく対面会議にも対応するなど、ANAのニーズにあわせて機能を実装しました。こうした積み重ねにより、社内での利用者は着実に増えていきました。
さらにプロジェクトが進む中で、議事録を「作って終わり」にせず、そこに眠る情報を組織のナレッジへと昇華させる発想の転換がありました。「1.オピニオン(会議で主張すべきこと)」「2.チェックポイント(その主張への審査観点)」「3.リザルト(審査結果)」という3つの要素で会議のナレッジを構造化し、後から検索・活用できる仕組みを構築しています。

技術面では、Cloud Run と Gemini を組み合わせたパイプラインで話者分離・文字起こし・要約を自動化し、検索には Agent Search を採用しました。こうした取り組みの結果、議事録作成の所要時間は30分から5分に短縮され、今では会議に欠かせないツールとして定着しています。

「小さく早く始めること」「使われる理由から機能を設計すること」——これらの学びは、AIエージェントの実運用がいよいよ本格化する今、ご参加いただいた皆さまの企業においても取り組みの参考になれば幸いです。
また、今回のセッション内容は、現在公開中のアーカイブ配信からご覧いただけます。
イベントに参加された方で「もう一度確認したい!」という方や、当日参加できずに見逃してしまった方も、ぜひご視聴ください!
▼セッション動画はこちら▼
https://www.googlecloudevents.com/next-tokyo/sessions?session_id=4203269
※2027年8月頃(予定)まで視聴可能です。
大盛況だった Ask the Speaker
セッション終了後の Ask the Speaker(質問ブース)では、多くのお客さまにお立ち寄りいただきました!

予定の30分間があっという間に過ぎてしまうほど、次々とご質問をいただき、安達氏と淡島が丁寧にお答えしました。
セッションでは語りきれなかった技術面の詳細まで質問が及び、参加者の皆さまの関心の高さがうかがえました。

当社ブースで実演した、議事録を組織の資産に変えるデモ
当社ブースでは、セッションでもご紹介した議事録の自動生成・ナレッジマネジメントシステムのデモを実演しました。

音声データの取り込みから文字起こし、議事録作成、ナレッジ蓄積、AIによる回答まで、一連のプロセスを Google Cloud 上で実現する仕組みをご覧いただきました。
文字起こしの結果は議事録としてそのまま活用できるほか、そこから抽出された論点や決定事項はナレッジとして蓄積され、自然言語で質問するとAIが根拠付きで回答します。営業商談やプロジェクトの定例会議、新入社員のオンボーディングなど、幅広い場面で活用できます。

Google Cloud Next Tokyo に参加してみて
Google Cloud Next Tokyoでは、Google Cloud の最新技術やAI活用事例を学ぶことができました。当社のブースやセッション後の Ask the Speaker でも、多くの方に直接お話を伺える貴重な機会となりました。
お客さまの課題にあわせて担当者が直接お話しさせていただく中で、生成AIやデータ利活用を通じた事業活動や業務効率化への関心の高さを、あらためて実感する2日間でした。
イベント当日、当社のセッション・出展ブースに暑い中お越しいただき、ありがとうございました!
Google Cloud Next Tokyoでご紹介したソリューションの詳しい説明や、Google Cloud 導入に関する当社へのご相談・お問い合わせは、こちらからお願いいたします。
https://datumstudio.jp/googlecloud/
Google Cloud および Google Cloud 製品・サービス名称は Google LLC の商標です。
※本記事の内容は、2026年7月時点の情報に基づいています。